イソギンチャクの幼生とウミノミ

 小さなウミノミが「何見てんだよ!」って言ってる。 

先日からの続いているフリソデウオ、ユキフリソデウオ、リュウグウノツカイはあちこちに…このものすんごい大瀬崎深海生物歳末大感謝祭(祭りは急に終わることがございます)の騒ぎの片隅で、ひっそり大瀬崎にやってきている小さな生き物たち。

 ボールのようでボールでないイソギンチャクのおチビちゃんに、これまたちさなウミノミが玉乗りしておりました。それぞれが3ミリくらいでこの子たちに注目するにはちょっと集中力が必要となってきます。小さな生き物の生きざまに注目して、のめりこむと、彼らの世界に吸い込まれていくような気がします。多くの人が気づいていないこの小さな生き物たちと、同じ目線になる感じが楽しいのです。

ウミノミの一種とイソギンチャクの一種の幼生(それぞれ3ミリ)

2020年12月8日(火)静岡県沼津市大瀬崎 湾内

協力:大瀬館マリンサービス

0コメント

  • 1000 / 1000