チュウガタハダカゾウクラゲ

チュウガタハダカゾウクラゲ

静岡県沼津市大瀬崎 2019年12月25日

クラゲじゃありません。

象でもありません。

大型ではありません。

裸ではあります。

この子はチュウガカハダカゾウクラゲという貝のなかま。

ゾウクラゲ類には、貝らしく貝殻を持つものと、貝だけど貝殻を持たないものがいて

貝殻を持たない種の和名には「ハダカ」とついています。

ゾウクラゲ類はつぶらな瞳と長い鼻のほうな吻、ひれでバイバイするみたいにずん胴の体をくねらせて泳ぐ姿がすごくかわいい生き物です。

一枚目と同じ個体、右下に見える点線のようなところは、卵。この子は産卵中でした。

今のところ、チュウガタハダカゾウクラゲはシリキレハダカゾウクラゲの次に大瀬崎でよく見るゾウクラゲ類です。チュウガタと名付けられている通り体の大きさも特徴のひとつで、他にわかりやすいのは、尾部の後ろから(卵じゃない)糸のような部分がありますが、黒いところがぷっくり膨れていることも特徴です。

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