トゲウキビシガイ
トゲウキビシガイ 2019年11月27日
静岡県沼津市 大瀬崎 湾内
おおっ!?こりゃあれじゃないの?!あれあれ、なんだっけか。えーーっと、そうそう、トゲウキビシガイ!これでであってますか?
浮遊生物を調べるため、プランクトンや貝類の本などを読んでも本にまだ写真がないものもあります。図で特徴をわかりやすく書いてある図説などはあるのですが、生物のデザインは実に様々で、思いもつかないフォルムやデザインのものがたくさんあります。まだ見たことない生物でも、その図を見て、へぇーすごいのがいるんだなぁとか、面白い形だなぁとか、これとこれの違い全然わからんとか、ぶつくさ思いながら図説を眺めるのが好きです。図の中には「またまたぁ~!そんないきものいるわけないっしょ、冗談きついっすよ」なんて突っ込みたくなるようなデザインの生物もいます。そしてこのトゲウキビシガイが、それ。カメガイは何種か生きているものを見たことあるけど、こんな無駄な棘の生えてる貝いる?!
と思っておりましたが、今日会えました。本当にいるんだ…!
ぱっと見はクリイロカメガイが波で巻き上がったシロガヤ何か捕まえたのかな、と思って近づきましたら、立派な棘が左右に伸びておりました。さらに左右に伸びた棘にはクラゲのポリプのようなものが、ベルのようにぶら下がって大体等間隔で並んでいることも驚きました。むむ、このポリプは一体何クラゲになるんだろう!
まだまだこれからも本のなかでも、絵しか見たことないけどって生物の本当の姿に出会う日が楽しみです。
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