多腕性スナヒトデのビピンナリア幼生

多腕性スナヒトデの仲間のビピンナリア幼生 3mmくらい
静岡県沼津市大瀬崎 2019年12月20日

 おー?!うぉー!ヤッタゼ!みてこれ、ちょー撮りたかったやつ、ブラキオラリアとれた!どうよこの先端の赤!たまらん!!

この幼生の図と顕微鏡写真は見たことあって、これはきっと頑張れば写真に撮れるサイズで先端の赤はきっと美しいに違いないと思っていたが、予想以上の美しい赤だった。

 ウニやヒトデの幼生は、発生学などでポピュラーな研究みたいで、ネット上で検索してもさらっと顕微鏡写真や、ウニなんかは食べ物だから研究がしやすいのか幼生が着底しちゃう動画なんかも公開されています。私のように学もなくて英語もそんなにわかんないし調べるっつったってたかが知れてるけど、好きなことで何回も検索したり、わかんないなりに専門ポイ書物もへーこんなのいるんだってパラパラ見てたりすると、フィールドで本物に会えちゃったりするから面白い。海の中にはもっと見やすいサイズの生物もたくさんいるし、こんなん無理に見なくてもいいのいっぱいいるけれど、私は潜るとき頭のどこかでこの子を探し続けていたみたいで、そしたら、会えた。

 どうよこのどうでもいい努力、無駄っちゃ無駄?ダイエットも英語の勉強も続かないけど、不思議と続いている浮遊生物探求。いまだに、ますます、とても楽しい。

何となく「大の字に寝てる人ふう」に撮れた。あ、クリスマス近いからジンジャーマンクッキーみたいだ。あんまり味はしなさそうだけど会えてうれしかった!


追記
当初は「ヒトデのブラキオラリア幼生」と紹介していましたが、「多腕性スナヒトデのビピンナリア幼生」に訂正しました。

 

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