トウカイナガダルマガレイ

トウカイナガダルマガレイ

2019年12月 静岡県沼津市大瀬崎

頭部から伸びたツノのような部分はカッコいいけど本人的には邪魔じゃないだろうかと思うくらい長い。本人の体長と同じくらいなのだからかなり長いですね。

体には赤い斑点が、背骨、体の周囲、ツノのような部分、内臓の上にもあります。これはなぜか?学者でもない私の想像では内臓や目などの体の重要な部分を敵から見つかりにくくするためじゃないでしょうか。背骨の上の赤い点のリズムから行くと赤くはないけど目のところも斑点があってもよさそうな場所じゃないでしょうか。

こういう子を見ると生き物のデザインって、本当に面白いと思う。別の種のカレイやヒラメにはこれほどの模様はないので、このデザインじゃないと生き残れないってわけじゃないようですが、きっと滅びてしまった種もあるだろうし今いる種は何かしら生き残るための手段があったのだと思われます。それはデザインだけに限らず、卵の数がすごく多いなど様々な要因が考えられます。

海で実際にこの子と向き合っているときは、カッコよく撮影したくて真横から撮りたいと頑張っていても、この角のような旗のような部分をフリフリされて、すっかりもてあそばれてしまう次第です。

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