イズオコゼ
イズオコゼ
静岡県沼津市大瀬崎 2020年2月26日 ナイトダイビング
先週、鹿児島で潜ってきました。
短いながらも鹿児島での滞在は海も人も大変刺激的で、いやーまだ来たばっかりなんで、とか何とか言って大瀬崎の海のできる限りをまだ潜りつくしていない自分をとっても恥ずかしく思いました。
ふむ、まずは第一歩。大瀬崎にいるってわかってて、まだ私が見ていなくて、自分が興味あるものからクリアしていくぜ!と、考えたお題は「ヤセオコゼ」捜索です。
ヤセオコゼは熊本でみせていただいたことがあり、「幼魚」「ヒドロ虫」「もさもさ」と私の大好きな要素が大盛なので大瀬崎にいるならぜひ会いたい子です。魚なのにもさもさの子猫みたいな子にあってくるのだ!と鼻息荒く調査ナイトダイビンにでエントリーでございます。
あわよくばキアンコウ見つけちゃったりしないだろうか、そんなことあったらキャーってなっちゃう!なんてうわついた妄想しながら顔を砂すれすれに探してみますがメガネウオの顔が急に視界に入ってきてギャッってなるくらいなもんで何にも見つからず寒さが身に染みるばかり。このあたりだと思うんだけどなーとUターンして捜索してると、またメガネウオにうわってなったので飽きてきて、メガネウオの白い顔にセリフつけて遊んでいたとき、黒いものが動きました。おっヒドロ虫ついてる、ヤセオコゼか?!
えーでもなんか違う。。よね。
なんか長くない?
ヒドロ虫少ない子、とか?
いやいや背びれこんなんじゃないでしょ
正面顔ペタっとしてるし~
後で思うと全然違うやんけ、と自分に突っ込みたくなるほど違うのだけど、あまりにもヤセオコゼを探してたから~。体の後ろ半分にもさもさとまではいかないふさふさくらいのヒドロ虫をつけていたこの小さなお魚は、イズオコゼでした。ヤセオコゼには会えなかったけど、初めて見るかわいい子に会えたからかなり嬉しい。
鹿児島の熱い数日に、焦りと劣等感増し増しで大瀬に帰ってきたら、
名前に「伊豆」をいただく小さな子がヒドロ虫でおしゃれして待っていてくれた。
まだまだかわいいのいっぱいいるんだ、がんばって楽しんで探さなきゃね。
もっと焦って、もっとたくさん潜ろう。
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