キハッソクの幼魚
キハッソクの幼魚
体長3センチくらい 2019年8月6日
お見事!大瀬館チーフの熊谷さんに見せていただきました!
キハッソク稚魚はかなり前から見たかった生物なので大瀬で会えるとは感無量です。
まだ山口にいたころ、長門市立図書館に少し飽きて(あんまり海の本がない)、隣の萩市の萩博物館に遊びに行った際、荒俣宏さんの「磯魚ワンダー図鑑」か「磯採集ガイドブック」どっちだったか失念してしまいましたが絶版になった本を読んでいて、このキハッソクの子供時代のことを知りました。記述の詳細は忘れてしまったけど、長い棘があることが衝撃でした。青海島ではキハッソクはそんなには珍しくなくて、あの辺行ったらいるよね、みたいなお魚なのに稚魚は見たことありませんでした。
会えないまま時は過ぎて、各地で浮遊イベントなどが開かれさまざまな浮遊生物がどんどんメジャーになっていきました。キハッソクもずっと見たいと思っていたけど、沖縄や海外では結構見られていて、私の中にややこしく絡まった思いが引っかかっておりました。それはまるでインディーズ時代からCDや物販買って応援してたバンドが、自分が一度もライブにいけない間にメジャーデビューして、ヒット曲を誰もが口ずさんでいるときのようなさみしさとでも申しましょうか。「デビュー前のほうがよかったよなぁ」などとほんとに応援してんのかどうかも怪しくなるようなことをうそぶく小姑的ファン状態でした。
しかしながら念願叶い、キハッソク様にあえた今の状態としましては、インディーズから応援してたバンドのドーム公演に行きめっちゃ感動して、「やっぱキハッソク様サイコー!」とか独り言ちながら帰ってきた状態とでも申しましょうか。単純。
また違うステージも見てみたい。なんて、ライブとかけてみたり。
撮らせてくれた大瀬館スタッフの皆さま、ありがとうございました!
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