ギンカクラゲ 銀貨の値打ち

ギンカクラゲ (銀貨海月、Porpita porpita)

2019年9月11日 沼津市 大瀬崎 湾内

 朝、お店を開けてねむねむなまま湾内を見ると、ゴロタ上の揺らめき方が重たげだった。なんだろなーと近づいてみるとたくさんの流木やごみが打ち寄せてきていました。

 おっ?!これってあれじゃないの?台風の後にギンカクラゲとか来るって…と思いだし波打ち際に行ってみると、即、いる!ギンカクラゲだ!

 ギンカクラゲもずっと見てみたかったクラゲのひとつ。銀貨に例えられる円錐形の気泡体の部分だけなら打ちあがって牛乳瓶のふたみたいになっちゃってるのを見たことあったのだけど、この特別な青の青さを持つポリプ(触手のように見えるかもしれません)を見てみたいと思ってた。ポリプはイメージ通り、想像以上のクリアな色合いだった。なんだか「秋の海」みたいな色。

 英名はBlue Button Jelly、青ボタンクラゲだそうで、えー、これボタンにするならシャツは白か、生成りでもいいかな。

 銀貨という貨幣の価値がよくわからないけれど、私にとってはとても価値のある生き物なのです。



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