ハナビラウオとクラゲ

ハナビラウオとクラゲ 2019年11月28日 ハナビラウオ3㎝

静岡県沼津市 大瀬崎 湾内


強風に波立つ湾内で吹き寄せられた枯れ葉などに交じっていたハナビラウオ。

小さすぎず大きすぎずでとても愛らしかったので、撮影に付き合ってもらいました。

やっぱり迷惑みたいで、泳いで逃げていくのでちょっとだけついていくと、ハナビラウオくんは大きめのクラゲがいるのを見つけて一目散にクラゲのところへ泳いでいきました。

クラゲの近くににたどり着いたハナビラウオくんは、ねぇクラゲさん一緒にいてもいい?って聞いてるみたいです。

ハナビラウオはしばらくクラゲの周りを泳ぎ回ったり、のれんをくぐるみたいに触手の間から顔を出したりしていた。クラゲは触手の間を泳ぎ回られてくすぐったくないのかな。触手には毒もあるのだから死んじゃったりしないんだろうか。クラゲがいやだったらビリって刺したり加減できるのかな。そんなに近づいて、だいじょうぶ?

はらはらしながら二人をみていると、クラゲは触手でハナビラウオに触れているようだった。あっ、危ない!ハナビラウオ刺されて死んじゃうかも!

でもそのあともハナビラウオは平気そうに、むしろ一層仲良くなったみたいにくっついて泳ぎ回っているように見えました。

クラゲは

いいよ、一緒に行こう。

って頭をなでていたのかも。

ハナビラウオ語もクラゲ語も話せないので真相はわかりませんが、そのあとは二人は一緒に泳いでいきました。とってもかわいかったです。


ハナビラウオは大瀬館マリンサービス翔太さんに教えていただきました。ありがとうございました!

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